イベント

『~車椅子体験を通して~』宮島選手と福祉共育啓発授業

日程:11月14日・21日・24日

東京パラリンピック車いすバスケットボールで銀メダルを獲得した宮島徹也選手による車いすバスケットボールの体験教室をしました。これは子どもたちに障がい者への理解を深めてもらおうと行ったもので、庄南小学校(11月14日)、砺波東部小学校(11月21日)、般若中学校(11月24日)の3日間にわたって実施しました。

まず子どもたちは、競技用車いすに乗り、宮島選手から左右のタイヤを同じ力で回すとまっすぐ進むことや、競技用車いすを止めるには自分の手でタイヤの回転を止めなければならないとアドバイスを受け、ゴールが決まると歓声を上げていました。

トークセッションでは宮島選手が医療事故で左足を失ったことを伝えた上で、「あきらめずに夢を持って頑張ればたくさんの人が応援してくれる」とメッセージを送りました。

そのあと子どもたちは、一般の車いすでの体験も行い、前輪を上げて段差を上がったり、後ろ向きになってエレベーターに乗ったりする方法を学び、実際にはどのような不自由さがあるのか、どんな手助けができるのか、障害のある人の目線に立って校内探検をしました。

参加した子どもたちは「宮島選手のドリブルや車いすの動かし方がすごかった。」とか「学校は障がい者に配慮したつくりになっていないと感じたので、これからは気にかけていきたい。」と話していました。